魔法のしっぽ

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アイミーさん&キジピーちゃん体験談

工場で暮らしていたキジピー親子、幸せをつかむ。

キジピーは私の住まいの近くにある工場で暮らしていました。
工場内にある高圧電流危険と看板が立っている、人の入れない場所で、
工場から出た生ゴミを食べ、なんとか生き延びていました。

それを知った私は、
この猫ちゃんを助けたい、安心して暮らせるよう保護したい
と思い始めます。

そこでごはんを毎日工場に運び、
徐々に私に慣れさせ、
我が家の庭に誘導しました。

キジピーは日に日に心を許し、
我が家の庭で過ごすようになりますが、
しばらく姿を見せなくなります。

その間に赤ちゃんを産んでいたんですね。
そして赤ちゃんを連れ、我が家にきたんです。

キジピーだけならなんとか保護できる状況でしたが、
赤ちゃんも、となると状況が厳しく、
多頭飼育NGの我が家のマンションでは、
安心して暮らさせてあげる事ができません。

そこで大至急、預かりさんと里親さんを探しました。
本当でしたら親子で一緒が幸せなのかもしれませんが、
みんな一緒に里親さんになって下さる方を探すのはかなり困難で、
子猫達はバラバラのお家ですが、
なんとか嫁ぎ先を見つける事が出来たんです。

すぐに親子共々保護をし、
子猫達は嫁ぎ先へ、キジピーは預かりさんの家へ、
親子は離ればなれになりました。

キジピーは、預かりさんの家で朝から晩まで泣き叫び、全くごはんを食べません。
それが1週間以上続きました。

とってもとっても子猫達をかわいがっていたキジピー。
深い悲しみと怒りが私に伝わってきたんです。

キジピーを助けたくてした事が、
赤ちゃんが産まれ、こんな悲しい目に遭わせてしまい、
きっと私の事を、なんでこんな事をするの?と恨んでいるだろうなと思いました。

私がキジピーを大好きな気持ち、
そして子猫達もお外ではなく、
安全で愛情をたくさん注いでくれるお家で暮してほしかった。
そんな私の気持ちを伝えたくて、みゆきさんにアニマルコミュニケーションをお願いしたんです。


キジピーとのアニマルコミュニケーションの内容↓

ア)は私が伝えたかった事、聞きたかった事。
キ)はキジピーの返事です。


ア)キジピーの今の気持ちを教えて
キ)ここはどこ? 子供達はどうなったの? どうして私1人(1匹)なの? 
わからない事だらけ。

ア)体調はどう?
キ)身体の調子はだるくてお腹が重かったの、でもだいぶいいわ、よくなった。

ア)食事はとれてる?
キ)食べれる時に食べなくちゃ

ア)私が子供達とキジピーを助けたかったの。子供達は今安全な場所で暮らしているよ。
キ)子供達が元気で生きてくれてればいい。
そろそろ親離れの時期だったからそれでいいよ。
元気で幸せでいてくれて、それがわかればじゅうぶん。
アイミーちゃんありがとう。
子供達の事宜しくお願いします。
少し気持ちが落ち着いたわ。
アイミーちゃんが家族の事をかわいがってくれていたのはわかってる、思い出したわ。

ア)私の事をどう思っているか
キ)アイミーちゃんの事好き。
信頼してる。
アイミーちゃんと一緒にいられないのはつらいけど、でもそれも私の事を守る為だとわかったわ。
それを受け止めます、ありがとう。
そして宜しくお願いします。

ア)里親さんはどんなお家がいいかな
キ)猫がたくさんのおうちはNG。
遠くには行きたくない。
留守番は出来るわ。
優しくておとなしい感じの女の人がいい。
縄張りの場所がしっかりあるお家。


これがみゆきさんにアニマルコミュニケーションをしていただいた内容です。


預かりさんにも、キジピーの声を伝えたところ、泣いていました。
私もみゆきさんとのお話を思い出すたびに、涙が止まらなかったです。

その翌日預かりさんから連絡があり、
「預かってからはじめてごはんを完食してたよ」
と。
「本当にキジピーはみゆきさんとお話ししてたんだね!すごいね。」
と言っていました。

その後に、
「アイミーちゃんの声を携帯からキジピーに聞かせてあげるから話しかけてあげて。」
と言われたので、
「たくさんお話ししてくれてありがとう」
と、私の気持ちをお話しました。
そうするとキジピーは携帯の近くまで来て私が話す言葉を聞きながら、
まばたきでお返事しているみたいだったそうです。

以前から、アニマルコミュニケーションに興味がありましたが、
気持ちがわかりすぎてしまうのが少し怖いと思ったり、
今でもじゅうぶん気持ちは通じてるかな?なんて思っていましたが、
やはり、私もアニマルコミュニケーションが出来るようになりたいと、強く思いました。


キジピーの意見を考慮して、
我が家から近い知り合いのお家に嫁ぎました。

嫁ぐ前には、先住猫のにゃんこくんのアニマルコミュニケーションを、みゆきさんにお願いしました。
にゃんこくんは、最初
「新しい猫なんて嫌だ。僕ひとりでいい」
と乗り気ではありませんでしたが、
「小さくて可愛い女の子だよ」
と伝えると、急にわくわく嬉しそうな様子に。

そしてキジピーが嫁いだその日から、
にゃんこくんは、キジピー大好きにゃんこくんへ。
キジピーははじめ緊張している様子でしたが、
キジピーもにゃんこくんがとても好きみたいで、
人慣れは徐々にですが、にゃんこくんにとってもキジピーにとっても、素敵な出会いになりました。

今でも、キジピーとお話出来た日を思い出すだけで、泣いてしまいます。
人間も他の動物も親の愛情は同じ、
いやその愛情はまっすぐで人間以上なのではないかと思います。
その深い深い愛情にふれ、一緒に過ごせた事が嬉しく、キジピーに感謝です。

キジピーちゃんとにゃんこくん

キジピーちゃんとにゃんこくん

キジピーちゃんとにゃんこくん
キジピーちゃんとにゃんこくん

 

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